商号 | 株式会社 クラシカウンシル |
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所在地 | 〒020-0874 岩手県盛岡市南大通1丁目1−17 |
代表取締役 | 水野ひろ子 |
取締役 | 木村敦子 |
事業内容 | ・伝統工芸の産業振興及び普及、技術伝承に関わる事業 |
ウェブサイト | https://kurashi-co.com/ |
沿革
2005年 | 盛岡の地域誌「てくり」を発行するユニット「まちの編集室」として活動を開始。 |
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2015年 | いわてのてしごと「tenote」webサイトオープン。工芸品などの企画販売を行う。 |
2020年 | 編集・出版を「まちの編集室」で、イベント企画運営・物販を「クラシカウンシル」で業務分担。 |
2020年12月24日 | 合同会社クラシカウンシル 設立 |
2022年1月5日 | 株式会社に組織変更 |
私たちについて
株式会社クラシカウンシルは、盛岡の地域誌『てくり』のメンバーによって、2020年12月に設立されました。その事業内容は、「伝統工芸の産業振興及び普及、技術伝承・工芸品の開発製造、地場産品等の販売事業」等を主に、教室運営やイベント企画などを行っています。
2005年に発行された『てくり』は、17年にわたって様々な生業に携わる人の物語を取材してきました。以来、“盛岡のふだんを綴る本”というキャッチフレーズを掲げ、年2回のペースで自分たちが気になるヒト、モノ、コトを、広告にとらわれない形で発行しています。そんな中、盛岡に息づく工芸であるホームスパンを取材する機会が何度かあり、各工房と親しくなるにつれ、商品開発やイベント運営の機会が増加。盛岡をベースにした『てくり』の出版と別に、より広域的活動をすべく立ち上げたのが株式会社クラシカウンシルなのです。
出版物を通した情報発信から、より直接的なモノを介したリアルな生活提案へ。『てくり』を継続してきたまちの編集室の視点を生かし、デザイナー&ライターならではの目線で、生活に新しい価値創造をしていきます。
願うのは、未来を担う子どもたちが、地域に受け継がれる工芸や手仕事を「知る、つかう、つくること」で、誰かの選択を受け入れるだけでなく、自分自身の五感と手で生活を選び、考え、自らに合ったスタンダードを心に携えていくこと。それを次世代に求めるには、自分たちを含む大人もまた、学びの機会が必要です。私たちは、これまで培った作り手との関わりを基軸に、あらゆる人が地域に受け継がれる工芸や手仕事を「知る、つかう、つくる」機会を創出していきたいと考えます。
いわての工芸と風土
岩手県は、その面積の約8割が森林で覆われ、多くの樹木に恵まれています。広葉樹、針葉樹、竹など種類も豊富、漆の生産量は日本一を誇り、砂や粘土、鉄鉱石などの材料、豊かな水源などを生かしたモノづくりが、各地で脈々と受け継がれてきました。
南部鉄器、漆器、木工品や竹細工、染めもの、ホームスパン、焼きものなど、日常のなかで使い継がれた道具が携える、研ぎ澄まされた美しさ。土地の素材を使い、北国・岩手の色、匂い、感触、音、気配から生まれるモノは、岩手のアイデンティティそのものといえるでしょう。
私たちは、伝統工芸品はもちろん、生活の「手」を感じるモノが持つ物語に耳を澄ませ、皆さんに届け、価値をアップデートしながら、新たな提案をしていきます。